前回、夫の茶碗が割れてお高い茶碗を買い直したという記事を書きましたが…
それと前後するように、もう一つヒビ割れて使えなくなってしまったモノがあるのです。
それは、桜の花びらが描かれた私のお気に入りの湯呑み。
こちらの記事でご紹介したこともありました。
過去記事でも書いていますが、20代前半頃に岐阜の親戚宅へ遊びに行った時に連れて行ってもらった陶器のミュージアムで買ったお気に入りの湯呑みで、私はいつもこの湯呑みを使っていました。
私はコップは一日中同じモノを使い回すので、朝から晩まで毎日毎回この湯呑みです。
実は、縁が少し欠けてしまっていました。
でも、使用に差し支えはなかったのでそのまま使っていました。
欠けた食器を使うのは縁起が悪い感じはしますけど、チビっと欠けたくらいは気にしないほど愛用していた湯呑みだったのです。
ところが先日、ついにこんなヒビ割れを発見してしまいました。
完全に割れているわけではないので使えなくもなさそうですが、さすがにここまでくるといつ割れるかわからないし水が漏れてもイヤなので、処分する決心がつきました。
当時、おそらく一点モノで売られていて私の心を掴んだ桜(花びら)の湯呑み。
20年近く使った思い出の品ですが、ここまで使い込んだことでもはや清々しい気持ちで手放すことが出来るような気がします。
そんな事を思いながら、処分するためにヒビ割れた湯呑みをキッチンの片隅に置いていたところ、長女から言われた言葉。
長女『桜の湯呑み、どうしたの』
私「ヒビ割れちゃったからもう捨てるんだ」
長女『あ〜それ、私がキッチンで落としちゃったんだよねー割れなかったから何ともないと思ったんだけどさ』
私「……(ʘ言ʘ╬)」
なんと、酷使による経年劣化のヒビ割れかと思っていたら、長女が落としたことによるヒビだったのです。
落とされていなかったら、まだまだ使えたのにー!
内心、「長女め~〜」とは思ったけど言いませんでした。
これもまた仕方ないですね。
形あるものいつかは壊れるということで。
そんな訳で、今は毎日こちらの桜の模様とメッセージが掘られた真空断熱ステンレスタンブラーを愛用しています。(やっと日の目を見たw)
これなら割れないから当分はもつかな^ ^
お気に入りの湯呑みは、使い倒して使い果たしての処分だったので、納得のいくお別れにはなったかなと思っています。(思うことにしたw)