前回の記事で、義母が転院することになったと書きましたが、その後、状況がまた変化しました。
本来であれば、お盆前には転院する予定だったのですが、今は延期となっています。
原因は、ずっと続いている発熱です。
熱が出ているということは、転院の話が出る前から知らされていました。
でも、病院から転院の日時が決まったと連絡を受けたので、熱の件はもう治ったのだろうと思っていました。
ところが、転院日の数日前に病院から電話があり、熱が治らないため転院の日にちを延期すると言われたのです。
その後、病院からは何も連絡がなく、そのままお盆休みに突入してお盆休みが終わりました。
お盆休みがあけて数日たった頃、医師から説明があるので病院に来てほしい、と連絡があり、夫が説明を聞きに行きました。
発熱の原因は、鼻から入れたチューブの流動食がうまく飲み込めないことで炎症を起こしていたそうです。
そこで、鼻からの流動食を止め、太ももの血管から栄養を入れるようにしたそうなのですが、今度はその血管でも炎症を起こして発熱が出ているのだそう。
夫が医師から呼ばれた理由は、胸の上のところから栄養を入れるための穴を開ける手術の了解を得て同意書を記入してもらうためだった様です。
夫が義母の様子を聞いたところ、もう昼間も目を開けることははなく、呼びかけにも一切応答することはないとのことでした。
それって、もはや植物人間状態ですよね…
そう夫が尋ねると、『まぁ…』と言葉を濁しつつもほぼそういった感じの状態と言われたようです。
転院の予定が伸び、さらに医師から説明があると呼ばれた時点でいい話ではないだろうと私達も想定していたのですが、義母の状態がまさかここまで悪くなっていたなんて…
転院の話が出た時点では、まだリハビリによって少しは回復の可能性もあるという話だったし、その時はまだ、看護師さんの呼びかけに対しても調子のいい時は返事が出来る状態と聞かされていたからです。
7月の頭に入院をして手術を受け、わずか2ヶ月も経たないくらいでここまでになってしまうなんて、思いもしませんでした。
とにかく一切の面会が禁止なので、私達家族は全く義母と会えないまま状態を見れないまま、どんどんと悪い話を聞かされるだけなのが残念です。
ただ、熱が下がればやはり今の病院からは転院しなければならないそうなので、そんな状態でリハビリ病院へなんて無理だと思うので、別の長期入院可能な病院へ転院させてもらえないか、と夫は伝えたそうです。
看護師さんからは、転院予定の病院にも療養型の病棟があるので大丈夫だと言われたそうです。
結局は、このまま胸に穴を開ける手術をして栄養をそこから入れて熱が下がれば、予定通りの病院への転院ということになるようです。
胸の上に穴…夫が説明を受けたので詳しい事はわかりませんが、私の父も抗がん剤治療の点滴を入れるために鎖骨の辺りに金属を埋め込んだポートを作っていたので、それのことなのかな。
ただ、この先ずっとそこからの栄養(点滴?)だけで生きていくことになるのか、そこらへんのことはまだよくわかりません。
夫としては医師に、「長患いはさせたくない」と本音を伝えたそうで、先生からも『わかります…』と言われたそうです。
もはや寝たきりで本人の意識すらわからない状態、『はやくおとうさん(義父のこと)の所に行きたい』と、骨髄異形成症候群がわかって色々な状態になってきてから義母は夫にこぼしていたそうで、今の状態は義母にとっても辛いのではないかと思います。
4月までは普通に元気だった義母が、血液の病気がわかり、7月始めに頭の出血をし、8月の中旬過ぎにはもうこの状態。
わずか4ヶ月あまりでこうなってしまうなんて思いもしませんでした。
年齢的なこともありますし、コロナ禍なので本人に全く会えないことも仕方ないのかもしれませんが、こうなってしまったことが本当に残念です。
お読みいただきありがとうございました♡
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