ウドをたくさん頂きました
先日、義母から『いつものお店に連れて行って』と電話がありました。
いつも何かしらの荷物を送ってきてくれる義母の妹へ、御礼にメロンを送りたいのだそう。
わかりましたーと嫁の私は仰せの通りに動きますw
その日は休日で子供の用事があったので、パパッと終わらせ義母の所へ寄ってお店へGOしました。
ちなみに夫も休みでしたが、朝から自分の趣味の用事でとっとと出かけていました(`ロ´)
義母は、その御用達のお店(八百屋)の果物をとても気に入っていて、基本的にはそのお店でしか果物は買いません。確かに美味しいのだけどね、値段もいいのだけどね。
無事に贈答用のメロンを注文し、一緒に着いてきた子供達にも少し果物を買ってくれ、この後はわが家に寄ってって〜という感じで店を後にしようとしたのですが、その時に何本もの立派なウドが1束になって売られていたのを目にした義母。
『食べるかい?』と訊かれ、『私は食べるけど、〇〇さん(夫)は食べないからイイよ〜』と断ったのです。
なんせわが家の夫は偏食家、ウドなんてクセのある山菜は食べないし、ましてや酢が大嫌いなので酢味噌和えなんかも食べるわけがない。
それは母親である義母が1番よくわかっている(笑)
よく義実家で食事をご馳走になっていた頃、義母の作る得意料理(なますなどの酢の物)は、出されても一切口にしなかった夫、なんなら『クサイから俺の前には出すな』なんて有り様。
そんな会話をしていたところへ八百屋のおじさんがやってきて、『子供の頃から母親が作ってくれたものが食べられないなんて事はないさ〜』とニコニコしながら言う(^◇^;)
いや、ウチの夫に限ってはそうじゃないんですよ…とは義母の手前言えず…結局その立派なウドを義母は2束も買ってくれました。
いやはや、有り難いことではありますが、こんなにあっても食べ切れないよ〜〜と困ったのでした。
おしまい
…ってこれで終わりじゃないですよ、今までのは前置きですw
義母から貰ったウドをキッチンに置いていたら、案の定『うわっ、ウドだ!俺は食べないからね』と帰宅した夫。
くっそーと思いながらも、せっかく頂いた食材を無駄には出来ないので、皮を剥いて切って酢水に漬けて下処理。
大量の葉っぱは全て天ぷらにし、半分は実家にお裾分けしました。
(これは実家にあげた分です。昔から実家ではウドを食べていたので母も妹も喜んでくれました)
ウドの葉の天ぷらって美味しいんですよね〜!私は大好きです(^-^)
でも夫は、『俺、ウドなんて今まで食べたことない。この先も食べなくていい』と一口も食べず。
ちなみに子供達もウドは初めてでしたが、『葉っぱの天ぷら美味しいから食べてごらん』と味見させると、長女も二女も『わ!サクサクで美味しい〜』と塩をつけて食べていました。
それなのに夫め〜〜!
さて、残った大量のウドをどうしてくれよう…
さすがに全部酢味噌和えにしても、私1人だと食べ切るのに何日もかかって傷んでしまいそうだったので、いっそのこと日持ちするように加熱調理にしようと思ってウドを炒めることにしました。
たまたま冷凍庫にあった挽き肉と一緒に炒めて砂糖醤油で味付けをしたのですが、これがまた凄く美味しかったんです!
なんせ思いつきで作ったので調味料の量などの細かいレシピはないのですが、ザッと作り方をご紹介します。
ウドのそぼろ炒めの作り方
まず、細く切ったウドを酢を入れた熱湯で湯がきザルにとって水をきります。(これは、なるべくしっかりアク抜きをして夫や子供が食べやすいようにするためです)
鍋にごま油を熱し挽き肉を炒めたら、そこにウドも入れて炒め、酒・砂糖・みりん・醤油を入れてお好みに味付けをし、炒めながら煮ます。
最後に、生姜を一片おろして入れて混ぜたら出来上がりです。
シャキシャキとした食感で、噛むとウド独特の旨味と香りが鼻を抜けていき、挽き肉と生姜の甘じょっぱい味つけにもよく合って凄く美味しいです。
ご飯のおかずやお酒のおつまみにもイイと思います。
いつも実家ではウドはヌタ(酢味噌和え)で食べていたので、炒め煮でも美味しいんだなぁとビックリしました。(もともと皮もきんぴらにして食べられるようなので加熱しても美味しいんですねぇ)
炒めて味付けすることで食べやすくなりカサも減るので、大量のウドもあっという間に食べきりました。
ちなみに食卓に並べた時は、あえてウドだとは言いませんでした。
結果、夫ついに人生初めてのウドを食べました(*´罒`*)
どうだった?と聞いたところ、『フン』って返事でしたけどねw
大量のウドを前にちょっと義母を恨みかけたことは棚に上げて、美味しく食べられて嬉しかったのでした(*^^*)
お読みいただきありがとうございました♡