私は定期的に婦人科検診を受けています。
事の発端は子宮筋腫。
長女の妊娠中に見つかり、出産には影響がないということでその後二女も出産。
それからは1年に一度のペースで婦人科検診(エコーによる内診)を受けていました。
私の子宮筋腫は子宮腺筋症というもので、子宮の壁が厚くなるものですが、これは経過観察ということで様子を見ています。
そして2年前、健康診断の際にオプションで腫瘍マーカー検査をしました。
その時に、CA125という腫瘍マーカーが基準値をオーバーし要検査となってしまいました。
CA125は、卵巣癌、子宮体部癌に有用で、子宮内膜症、卵巣のう腫等の良性疾患や妊娠でも上昇するのだそうです。
再検査をしたところ、その時は卵巣には異常はなく子宮腺筋症による影響だろうということで、その後は半年に一度検査に通うこととなりました。
そういう訳で半年毎に通院して内診と血液検査をしていますが、昨年末、いつもの検診とは別に膣炎を起こしてしまい婦人科の診察を受けた事がありました。
その際の内診で、左の卵巣が腫れていてチョコレート嚢腫だと初めて言われたのです。
それまでは卵巣は大丈夫と言われていたし、少し腫れがあると言われていたのは右側の卵巣だったので驚きました。
その時点で左の卵巣は2.5cmに腫れていて、4cm以上になったら手術した方がいいという話でした。
それからというもの、普段は生理痛の時は右側が痛くなる事が多かったのに左側にも痛みを感じるようになり、左側に腰痛があり、先月は陣痛のような間隔のある生理痛が左側に起こりました。
さて、そんな経緯を辿っている訳ですが、先日病院へ婦人科検診に行ってきました。
いつものように採血をし、しばらく待たされて先生の診察。
腫瘍マーカーのCA125の数値が更に上がってしまっていました。
基準値は35.0U/mL以下ですが、124.9U/mLでした。
その後、エコーをしてもらったところ、左の卵巣の腫れがなんと5cmにもなっていました。
2.5cm×5cmという、ちょっと潰れたような形になっているそうです。
右側の卵巣はとりあえず大丈夫とのことで、子宮腺筋症の方もサイズは変わっていませんでした。
腫瘍マーカーの数値が上がったのは、おそらく左側の卵巣嚢腫のせいだろうという先生の話でした。
去年の10月の検診の時は何ともなく、12月の診察で2.5cm、今回(4月)の検診で5cm。
「半年でこんなに腫れが進むものなのですか?それとも、また萎むことがあるんでしょうか?」という私の質問に対しての先生の返答は『ケースバイケースですね』でした(;´д`)
生理痛が陣痛のような波のある痛みになることに関しては、『生理痛も子宮の収縮する痛みだからそういう風になるし、同様の痛みを訴える人は多いよ』とのこと。
5cmにまで腫れてしまった左の卵巣嚢腫、ここでついに手術という話が出てきてしまいました。
そして、『嚢腫といっても色々あるし詳しい検査が必要だから』とMRI検査を受ける事になりました。
エコーやCT検査はしたことがあるけれど、MRI検査を受けるのは初めて。
検査自体は痛くも何ともないらしいですが、その結果次第でどうなるのかわからない状況となってしまったことに不安をおぼえ落ち込みました。
そんな訳で、MRI検査を受けてきました。
(長くなるので次回に続きます…)