9月になりさわやかな秋晴れが続く中、二女の幼稚園で運動会が無事に行われました。
年長なので幼稚園生活最後の運動会。
親にとってもこれが最後の幼稚園の運動会となりました。
二女は練習の時から『絶対1位になる』と凄く頑張っていましたが、本番のかけっこも障害物競走も見事に1位を取り、本当に嬉しそうでした。
運動オンチで走るのも遅く、ゴールテープを1番にきる経験なんて人生の中で味わったことの無い私にしてみれば、運動会なんて苦行でしかありませんでしたが、良き思い出となったことは素晴らしいなと感じます。
もちろん、負けて悔しかった子、転んじゃった子、最後まで走り抜いた子…どの子達も皆、頑張って輝いていた事は言うまでもありません(*´ー`*)
運動会では、私は本部側でPTA役員としてお手伝いのお母さん達と用具の出し入れや後片付けなど色々やらねばならない事があり、ビデオ撮影や親子競技は夫にほぼお任せ。
その分、自分の子供の競技には集中して観覧することが出来て、フィールド全体の空気、躍動感を感じながら応援をすることが出来ました。
でも夫からは、『ビデオ越しに子供を撮影しながらだと全然面白くない。リレーの時とかも全体的な緊迫した感じを楽しめないし。』と言われました。
今年の春、長女の小学校の運動会の時にも夫には同じような事を言われたのですが、実はこれ、私もずっと感じていたこと…
スマホやビデオで撮影をしていると、画面の中に我が子を収める事に夢中になってしまい、どこか味気ないものになってしまうなぁと思ってはいました。
前に、幼稚園の前任の園長先生が、
『昔はみんな自分の子供をしっかり応援していたのに、最近の保護者はすっかりビデオやスマホ(のモニター)の方を見てばかり…』と嘆いていたことを思い出しました。
わが家では、長女が入園した時から行事の度にビデオ撮影をし、運動会、発表会…と記録してきました。
録画した画像はビデオからテレビにダビングし、その後Blu-rayに保存していてかなりの枚数になっています。
だからといって後から頻回に見るかというとそうでもない。
確かに撮影しておけば、来られなかった義母などに後から見せてあげたりする事は出来ますが、それもそんなに必要なことでは…ない?
今回の運動会では、私は本部席の横から二女の姿を自分の目でしっかり見ていました。
緊張している姿も、必死に走る姿も、みんなと一緒に魅せるパフォーマンスも、その中にある感動も…
どんなに子供の姿をビデオの中に記録としては残せても、その時その場所でしか味わえない空気感までは家庭用のカメラの中に残すことは難しい(^^;;
一瞬一瞬を頑張っている子供の姿を自分の目で見ながら脳裏に焼き付け、精一杯応援することも運動会の醍醐味ですよね(^-^)
後から見るための記録に拘るより、記憶にしっかりと残した方がいいのかもなぁと思いました。
それこそ二女の言う、『脳みそのアルバム』の中に…
もちろん、わが子の成長をビデオで撮影してずっと残しておきたい!後々見るために、という親の気持ちもわかりますし(←ウチもそうでした)何が良いのかは個々の家庭によりけりかと思います。
それに、ビデオ撮影をするにしてもしないにしても、子供たちが一生懸命に頑張っていることに変わりはありません♪(^-^)
『素敵な感動をありがとう!』
この気持ちは忘れない様にしたいなと思います(*^-^*)