すきなものだけの簡素な暮らし

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たくさんのモノに縛られると心も自由になれないかもね

この3連休中、夫が北海道地震で被災された知人の家の後片付けを手伝いに行きました。


知人女性の住む家が被災され、その方は子供と母親との3人暮らしで、壊れた家の中のモノを運び出して災害ごみとして処分するために男手がいるからと夫を含む仲間数名で手伝いに行ってきたのです。


家は壁に亀裂が入り一部損壊していて中のモノはグチャグチャ状態で、家自体はもう住めないので今は避難しており、賃貸に引っ越しを検討しているそうです。


小さめのトラックで何往復かして壊れた家具などを捨ててきたらしいのですが、そこで問題が…


家の中の片付けが進まなくてなかなかモノを処理場に持って行くことが出来なかったのだそう。


家の中にはとにかくモノが多くてそれらが散乱している状態で、でも他所宅のモノなので勝手には捨てられない訳で…『必要か不要かで分けてもらえれば不要な物を処分していきます』と手伝い仲間達が伝えたらしいのですが、その仕分けが全然進まなかった模様。


『これは要ります、これも要ります…』という感じで1番散らかっている小物類の片付けが進まず、そんなに転居先には持っていけないんじゃないか、と思うほどの状態だったらしい。


これがただの引越しなら『そんなに持っていけないから減らしたら…』と言えても、今回のような事情ではそれも言いづらく、あまり作業は捗らなかったようです。


『掃除機が、確認しただけで4台もあった!』と夫は言っていて、なぜそんなにあるのか聞いたら、ちょっとずつどこかが壊れて新しいものを買い、その時に壊れたものは捨てないでおくからその様な状態になっていったらしいです。(しかも今回もまだ捨てないらしい…)


お子さんのおもちゃも物凄い量があり、おそらくもう使わないだろうモノまで取っておきたいと全部残してあったそうです。


見かねた夫がやんわりと『ウチなんておもちゃはどんどん断捨離していってるよ』と言ったそうですが、『これは死んだおじいちゃんが買ってくれたものだから…』と言われてしまって『そうなんだ…それは捨てられないね』と言うしかなかったと言っていましたσ(^_^;)


その知人の家では、亡くなられた知人の父親の部屋の中にも荷物が沢山あり、おもちゃもその亡くなったお父さんがお子さんに買ってくれた物だったようです。




壊れた家具や不用品などは処分しましたが、後は仕分けをしてもらわないと処理場に運ぶ事が出来ないのでその日は程なくして終了。


遠方まで手伝いに行ってきた割にはそんなに遅くならずに帰ってきたので、もう終わったのかと思って聞いたらそんな事情だったのでしたσ(^_^;)


『あのモノの量であの感じだったら終わらないな…』と夫は言っていました。


う〜ん、こればっかりは事情が事情だし何とも言えない部分ではありますが…


知人がそんなに多くのモノに縛られモノを捨てられないタイプだったことには少し驚いたのでした。


思い入れの強いモノ、残しておきたいモノ、捨てたくないモノ…人それぞれ色々あるかとは思います。


でも、たくさんのモノに縛られて心までもそこに縛られてしまっているのは、凄く窮屈そうに感じます。


もっとモノを手離して、心も自由になれたらいいのになぁ、って…


私はモノを手離すことで、モノの管理や片付けに時間と手間がかからなくなり暮らしがラクになれたので、そう思うのかもしれません。


知人も、モノから解放されて少しでも早く落ち着いた生活を送れることを願いたいなと思います。


今年の春に義母宅の整理でモノに対して色々と思うことがあり、今回の件でもまた考えさせられ…

www.bellbelona39.com


まだまだ私も不要なモノはたくさんあるので、片付け、整理、断捨離をしていこうと思いました。


そんな訳で、昨日はメルカリで売ろうかなと考えていたモノを数点、リサイクルショップで売却してきたのでしたw(買取額は安かったけどいいや〜^◇^;)


私自身も、あまりモノに縛られすぎない様にして暮らしを整えていきたいなと思います(*´ー`*)


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