来月の初めに、義父の法要があります。
今年で七回忌となるのですが、月日が経つのは早いものですね。
義父が亡くなった頃は、長女がまだ1歳後半で私は二女を妊娠中の大きなお腹…そんな中で義実家では色々とあり、今思えば大変だったなー
わずか6年前の事ですが、あれから子供達も成長し、わが家も引っ越したり義母も引っ越したり私はブログを書いていたり…年月がもたらす変化というのは大きなものがありますね。
…と言いたいのはそんな思い出話ではなく^_^;
その法要に対しての義母のある“こだわり”に、私は考えさせられてしまいました。
義母にとっての“こだわり”
今年の義父の命日は平日になるのですが、義母はその法要を執り行う日をその平日の命日にこだわっていたのです。
義母自身も高齢で、義父の兄弟達も高齢となるので、今回の七回忌で親戚を集めて行う法要は終わりにしようと義母は考えています。
そんな義母にとっては、『これがもう最後だから命日に法要をしたい』という思いが強かった様です。
ただ私や夫にしてみれば、平日は夫も仕事があり子供達も学校と幼稚園がある。
それは義妹一家も然り。
わざわざ仕事や学校を休まなければならない平日ではなく全員が休みの日曜日に法事を行う方が都合が良いのは一目瞭然な訳で、正直なところはその日程に対しては『・・・』な気持ちを抱いていました。
でも義母の『最後だから…』という言葉には反せず、義父の命日に法要を行うという事で数ヶ月前からお寺さんや法要会場の予約をしていました。
ところがいざ新年度がスタートしてみると、法要の次の日は長女の学校の運動会、二女の幼稚園では法要の日は遠足予備日となっており、もしも遠足の日が雨になると予備日の法要の日が遠足となる、という事がわかりました。
長女は運動会の前日に学校を休まねばならず、二女ももしかしたら幼稚園最後の年長の遠足を休まなければならないかもしれない、という事に。
年間行事予定は4月の新年度にならないとわからない事だっただけに仕方ないとはいえ、何ともタイミングが悪い結果となったのでした。
そして義妹一家の方でも義妹とその旦那さんは何とか仕事の休みを取ることが出来たのですが、2人のお子さんのうち高校生の子の方がその日は試験があるそうで、中間テストを休ませてまで法事は…という事で欠席。
義母に頼まれて私が法事の手配をしたり案内葉書を郵送したりしたのですが、今回の日程に関しては平日の命日にそこまでこだわる意味があったのかな…と思ってしまった訳なのです。
義父の兄弟達はもう80歳前後の高齢者なので現役は引退しており、おそらく平日でも休日でも予定の都合はついたかと思います。
それであれば、義父にとっての息子や娘がまだ現役で孫達も学生である以上、そちらに合わせて休日に法要を行う、という方法が家族にとってベストだったのではないかな〜と思えてしまって…
義母の気持ちがわからないわけでもないですし、本来なら命日の法要が正しいことなのだとは思います。
ただ夫も義妹もやや不満気な日程となってしまった事もあり、命日に対する義母の強いこだわりから、“果たしてこだわりって意味があるのか”と考えさせられたのでした。
“こだわり”を手放すことで
モノを手放して身軽になるのと同様に、こだわりも手放した方がラクに生きられる様な気がします。
その時々の状況や変化に柔軟に対応していけることは、一つの考えにこだわるよりも応用が利くし、結果的には良い方向にたどり着ける…
今回の法要の件では、命日にこだわる事よりも親しい親族が全員参加可能な日を選ぶ事の方が、誰にとっても良い結果に繋がったんじゃないかな…と思えました。
かく言う私自身にも色々こだわりがありますし、自分の子供達には親目線で決めたり押し付けたりしている部分は多いかと思います。
こだわる事が全て悪いわけではないとは思いますが、変なこだわりが強いほど視野も狭くなるような気がします。
そして何かにこだわっているうちは、まだまだモノも捨てられないのかもしれませんね(^^;;
よりシンプルに身軽に生きるために…
余計なモノもこだわりもなるべく持たず、部屋も心もスッキリ暮らしていきたいな〜と思うのでした(*´ω`*)
お読みいただきありがとうございました♡