過去にも記事の中で何度か書いた事があるのですが、私は20数年前にレーシック手術を受けて視力を回復しました。
(今はまた視力低下していますが)
その数年後くらいに、たまたま眼科で眼底検査を受けた際に網膜裂孔が見つかり、外来手術でレーザー治療を行いました。
網膜裂孔というのは、眼球の内壁にある網膜に裂け目ができて破れてしまう病気です。
放置すると、網膜が眼球から剥がれてしまい網膜剥離という状態に進行する可能性があり、網膜剥離になると視力低下がおこり失明にいたります。
私の場合は、右眼の網膜に穴が空いていたようで、網膜光凝固療法というレーザー治療を受けました。
網膜に空いた穴はもう治すことはできないのですが、裂孔の周囲を囲むようにレーザー光線を照射して凝固させ、症状の進行をくい止める目的で行います。
その後は、年に一度の定期検診のために眼科で眼底検査を受けています。
網膜裂孔になってからもう10数年以上経ちますが、凝固させた箇所は問題なく、新しい穴なども空いていない状態を維持しています。
去年の年末ぐらいから、夫が『目の調子が悪い』と言い出しました。
飛蚊症が酷いそうで、かなり大きな黒い塊が見えると。
飛蚊症、私は常にあります。
意識しないから気にならないだけで、常に目の前をふわんふわんとホコリの様なモノが漂っています。
その時は夫に、『スマホの見過ぎじゃないの〜。毎日動画ばっかり見てるからだよー』と言っていました。
(そういう私も同じですがw)
その後、夫が、『左目に光の筋が見える事に気がついた』と言い出したのです。
夫がネットで調べてみたところ、飛蚊症や白い光が見えるのは網膜剥離の可能性がある、と書かれていたそうです。
偶然ですが、最近、知り合いが目が痛いからと眼科にかかったら緑内障と白内障がわかり、入院して手術を受けることになりました。
緑内障も失明の恐れのある怖い病気ですし、目のためには定期的に眼底検査は受けておいた方がいいと私も身をもってわかっているので、夫には病院へ行くように勧めました。
そして夫は眼科へ行ってきた訳ですが、内心私は、『特に問題ありませんねー』って感じでどうせ何事もないだろうと思っていたのです。
眼底検査を受けて、問題なしと言われて安心出来ればいいだろうという希望的観測でもあったわけです。
ところが、結果は夫も網膜裂孔だったのでした。
夫の場合は症状を感じていた左眼に穴が空いていたようで、私と同様にレーザー治療による網膜光凝固術を受けました。
ちなみに私が受けた時は、点眼麻酔をするので痛みなどは感じなかったですが、夫は麻酔をしても結構痛かった(圧迫痛のような感じ)と言っていました。
網膜裂孔、私の場合は症状はなく(わからず)たまたま眼底検査でわかったのですが、夫の場合は飛蚊症や光視症の症状があったので、やはり眼科に検査に行ってよかったのだと思いました。
早めにわかって治療も出来て緑内障などでもなかったので良かったです。
ただ一つ、残念な事が。
レーザー治療による手術というだけあって、結構治療費がお高いんです〜
かなり昔に受けた私の時でも3万円くらいかかりましたが、やはり今回の夫の場合も3万円ちょっとかかりました。
生命保険などをかけている場合は保険がおりる場合もある様なのですが、夫のかけている保険に確認したところ、入院・手術ではない外来手術の場合は対象外との事で給付は無しでした。
そんな訳で、新年早々いきなり医療費で3万円以上がぶっ飛び、家計的にはちょっとかなしい出来事だったのでした。
眼が無事なことは喜ばしいのですけどね、3万円はイタイよね…
夫婦揃って網膜裂孔になってしまったワケですが、今後も年に一度は眼底検査を受けて、眼の健康には注意していきたいなと思います。
お読みいただきありがとうございました♡
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