前回の診察で、ヘモグロビンの値が5.7だった義母。
その後、調子がよくなかったようで、ほぼ寝てばかりの状態で日々を過ごしていたようです。
前は杖をつけば歩くことが出来たのに、もう杖では歩行が出来なくなりシルバーカートにつかまらないと歩けなくなってしまったのだそう。
施設の中でもシルバーカートにつかまって移動しているようで、3回の食事の時間以外は部屋にこもってベッドに寝て過ごしているのだとか。
義母からの電話でそう聞かされた時は驚きました。
4月にこの病気がわかってからの2ヶ月間で、そんなに急に体調が悪くなるとは思っていなかったからです。
義母自身も、『どうしてこんな事になったのか』と言っており、電話で話すことも疲れるようで、『もう怠いから切るわ』とガチャンと電話を切られました。
そんな状態だったので心配しつつ、前回の診察から2週間後に病院へ行ってきました。
今回は私が付き添ったのですが、たしかに動きはかなり鈍くなっていて、シルバーカートがあればゆっくりでも歩くことはできるのですが、カートから手を離して椅子に座る時、またはその逆に椅子から立ち上がってカートにつかまる時などはフラフラして危ないような感じでした。
余談ですが、義母が今いる老人ホームには、地域包括支援センターの方の協力で入所しました。
(もともとは義父の時にお世話になり、義父が亡くなって義母が一人暮らしになった後もサポートしてくれていました)
地域包括支援センターの方は義母の様子を見に定期的に訪問してくれており、最近の義母の状態をみて部屋の中に柱をつけてくれたのだそうです。
しばらく義母の部屋には入っていないので(コロナの影響で入室禁止となっている)どんなものなのかはわかりませんが、おそらく天井と床に突っ張る棒のような柱なのかなと思われます。
▼ こういう感じのものかな
おかげで、ベッドから起き上がった時や部屋の中を歩く時につかまることが出来るようで、義母も助かっているそうです。
義母が使っているシルバーカートも月数百円でレンタルしているもので、義母がまだ一人暮らししていた頃に地域包括支援センターの方が手続きしてくれました。
こういう援助やアドバイスは本当にありがたいなと思います。
話を本題に戻します。
血液検査と診察が行われ、ヘモグロビンの値は6.3と、前回より少し(0.6)上がっていました。
医師からは、『少し上がったということは薬が効いているのだと思われます。この薬は結構時間のかかるものなのでこのまま続けていきましょう』と言われました。
そして、その日も赤血球を増やすための薬(注射)と輸血を行いました。
赤血球を増やすための薬というのはホルモン剤なのだそうで、腎臓病で貧血になる場合に使われている薬なのだそうです。
そして、次回の診察はまた2週間後となりました。
『もし今回の血液検査で赤血球の数値が横ばいもしくは下がっているようなら1週間後にするつもりだったけど、少し上がっていたので2週間後でいいです』と医師には言われました。
2週間ごとの通院ならまだいいのですが、これが毎週ということになると義母自身にもかなり負担になるかと思うので、このままのペースでいけたらいいなと思います。
なんせ、血液検査から診察、注射、輸血の点滴…となると朝から夕方までかかるので、それだけの時間病院にいるとなるとそれだけでも疲れちゃいますよね。
診察の待ち時間の合間に、義母は椅子に座りカートにもたれて寝ていました。
昼間でも施設のベッドで横になっていると言っていたので、起きているだけでも疲れるのかもしれません。
義母の年齢では完治は出来ない病気で、薬で改善しながら輸血で不足している赤血球を補うしか方法がないとの事なので、当面は薬の注射と輸血で乗り切っていけたらなと思います。
義母の場合は今の所は白血球の値は正常値、血小板の値はやや低い、という状態なのだそうですが、この病気の特徴としては全体的に下がっていく傾向にあるそうです。
赤血球と血小板が低い場合は輸血で対処できるのですが、白血球が下がると輸血では無理なのだそう。
今後どうなっていくのか、予後はわかりませんが、『少しずつでも薬が効いて、正常値までは無理でも輸血の必要ないくらいの状態(注射の薬だけ投与)にもっていけるようにしましょう』と医師には言われたので、そうなってくれたらいいなと思っています。
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