GW道東ドライブのいよいよラストストーリーとなります。
白糠→帯広→広尾ときて帰り道の最後に、とあるお店に寄りました。
それは、ひだか町三石にある、三石羊羹のお店です。
夫が三石羊羹が大好物で、ショッピングモールやスーパーなどの銘菓コーナーで三石羊羹を見つけるとしょっちゅう買ってくるんです。
私自身、もともと羊羹は大嫌いで全く食べてきませんでした。
もともと小豆やあんこが苦手で、子供の頃は全く食べられず、あんこ自体を食べられる様になったのは大人になってから。
それでも、最初の頃はそんなに得意ではなかったです。
(出されたらなんとか食べられるけど、自分から口にする事はないレベル)
それが今では、あずき茶をおいしいと飲んでいるのだから人生はわからぬものだ。
ちなみに、私のあんこ嫌いは、どうやら母によるものらしいです。
母は小豆とかあんこのものが大好物なのですが、自分が太っているからって、娘をそうさせないために私が生まれてからは一切食べさせない様にしたらしい。
確かに、子供の頃から母があんこのお菓子を食べるのを横目に見ても、私は嫌いだったので全く食べたいと思いませんでしたね〜
でも、今となっては、それ本当なのか⁇と思う所があります。
私が太らない様に食べさせなかったんじゃなくて、自分が好きで全部食べたかったから私に食べさせなかったんじゃないの〜!?(笑)
まぁ理由はどうあれ、子供の頃あんこが大嫌いで食べられなかったので別にいいんですけどねw
子供の頃は甘い物自体がニガテでだったので、和菓子に限らず、ドーナツやケーキも食べませんでした。
あぁ、今もその状態だったらよかったのに…
そしたら、もっとスリムでいられたのに〜(笑)
(今じゃすっかり甘党よw)
とまぁ、また話が逸れましたが、そんなにあんこの得意じゃなかった私は、饅頭や大福のあんこは美味しいなと思って食べられる様になりましたけど、羊羹は全く食べませんでした。
それが、夫があまりに三石羊羹、三石羊羹言って買ってくるので、時々一緒につまむ様になったら食べられるようになったのです。
夫も、羊羹ならなんでもいいわけではなく、この三石羊羹が好きなんだそう。
確かに三石羊羹は、そんなに甘さもクドくなく、とても上品な味で食べやすい羊羹です。
私の中の、“羊羹は痺れるような甘ったるいネチャネチャした食べ物”(←酷い言い方だなw)という概念は覆されました。
ちなみに、羊羹は保育園のおやつでもよく作るんですよ〜
粉寒天をつかって作るさつまいもの芋羊羹やかぼちゃの羊羹のメニューがあり、よく作ります。
(はたして幼児が好むのかはわかりませんがw)
だから、『羊羹なら簡単だからあんこで私が作ってあげるよ(その方が大量に作れて安上がりだし)』と夫に言うのですが、その度に、『いい。俺は三石羊羹のあの味が好きなの!』と断られますw
羊羹って、六花亭や柳月など有名どころのお菓子屋さんには大概あるし、北海道なら五勝手屋羊羹などが有名です。
私は三石羊羹しか食べられない(食べたことがない)ので、羊羹の事は全くわかりませんが、シンプルな材料で作られる物ほど手のかけ方や材料へのこだわりなどで違いが出るので、きっとそれぞれに味わいがあるのでしょうね。
という事で、帰り道に三石を通ったので、せっかくだからと三石羊羹のお店に寄ってみる事にしました。
こちらのお店です。
【ひだか町三石】八木菓子舗
お店の中には、色々な味の羊羹とちょっとしたお菓子が売られていました。
こちらのお店では、北海道十勝産小豆が使用されており、早朝より小豆をじっくり煮はじめ、製あん機で皮を除き、何度も水を換えながらさらして雑味のない餡にし、寒天と白双糖を煮溶かし餡を加えてじっくりと練り上げて羊羹を作っているのだそう。
試食もさせてくれました。
という事で、こちらの羊羹をお土産に購入してきました。
夫が大好物の『元祖三石羊羹』と、『栗羊羹』そして春限定の『桜咲羊羹』です。
この桜咲羊羹、見た目がとっても美しい!
2層の羊羹になっていて、下のこし餡の部分は『三石羊羹』、その上は桜風味の『桜ほのか』になっています。
桜色と黒の2層が綺麗で、桜色の部分はうっすら透かしの様に桜の花がデザインされていて、桜好きとしてはたまらない、春を感じさせる美しい羊羹です。
味は、桜餅を食べているみたいな感じで、桜塩漬けの香りと塩味が三石羊羹の上品な甘さと凄く合っていてとても美味しかったです。
『桜ほのか』と『桜咲羊羹』は、5月末までの限定販売との事でした。
という事で、三石羊羹のお店にも行くことができて、最後まで楽しいドライブだったのでした。
▼ 私の様に羊羹嫌いな人でも三石羊羹なら食べられるカモw
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