合挽肉が安かったので、ハンバーグを作りました。
ハンバーグを作る時って、タネを少し多めに作ってお弁当用のミニサイズも作ったりしませんか?^ ^
うちの子供達は来月に遠足がある予定なので、その時のお弁当用にミニサイズも作りました。
ミニサイズのハンバーグはアルミホイルに乗せたまま冷凍庫で凍らせて、凍った後に保存袋に入れて遠足の日まで冷凍庫に保管しておきます。
…って、そういう料理の話じゃなくて、お弁当用のミニサイズのハンバーグを作る時に必ず思い出す記憶があるのです。
それは私が中学生の時のこと。
私はとある運動部に入っており、その日は大会があったので部活のメンバーとどこかの体育館に行っていました。
試合は午前〜午後を通して行われたので弁当持参で行き、お昼にチームメイトとお弁当を食べていた時のこと。
母が作ってくれたお弁当のおかずに、ミニハンバーグが入っていました。
私のお弁当を見た誰かが『あ、ハンバーグ入ってる〜♪』と言い、それで私のお弁当のハンバーグを見た友人が、『うわー凄い焦げてる!私が焼いた方が上手いよ!』と言ったのです。
その友人の言葉が私の胸にグサリと刺さり、悲しい記憶として残っていたのでした。
たしかに、母が焼いて入れてくれたそのミニハンバーグは表面が焦げていました。
私の母は残念ながら家事の苦手なタイプで、料理・裁縫・家計管理・片付けや掃除、どれも不得意な人です。
でも、いつもニコニコしていて大らかで優しく、人の悪口や愚痴など一切言わない人で、不得手な部分もあるけど良い部分もたくさんある人。
そんな母が仕事で忙しい中、大会のある私のためにお弁当を作ってくれ、しかも当時は冷凍食品なんて一切使っていなかったのでミニハンバーグも手作りで準備してくれていたのを知っていたので、友人の何気ないその言葉に自分の母親を馬鹿にされたような気持ちがして悲しかったんですよね。
その友人も悪気があって言った訳ではないと思うのです。
笑いながらポロッと言った感じだったし、私もその子の事が嫌いとかではなかったので、普通に取り繕ってその場をやり過ごしたんだと思います。
でもお弁当用のミニハンバーグを作る度に、その時のほろ苦い記憶が焦げたハンバーグの味と共に思い出されるのでした(^^;;
そういう記憶や経験があるせいか、私は他人の親のことを悪く言うことだけはしないようにと意識しています。
誰かが自分の親のことを悪く言っていたり、自分の親の愚痴を言っていたり、それらを聞かされるのは全然いいんです。
でもそれを聞いた私が、その人の親のことを悪く言うことだけはしないようにしています。
人って、自分で自分の親の事を悪く言うのはいいけど、人から自分の親のことを悪く言われるのは凄く嫌だと思うからです。
だから、夫に義両親のことを悪く言ったり愚痴を言ったりしたことはありません。
昔、義母に言われて凄く腹が立った事、傷ついたり悔しかった事、色々ありますが、夫には一切言っていません。
(当時書いていた日記に書き殴り、後から読んでまた思い出すのが嫌だったから破り捨てたw)
夫は時々、私に自分の親の愚痴を言うことがありますけど、それは自分が言うからいいのであって、私に親の悪口を言われたらそこはやはり面白くないと思うんです。
いわゆる、自分が言うのはいいけど他人から言われるのは嫌、ってヤツです(^^;;
だから、夫であれ誰であれ、人の親のことを悪く言うことだけはしないようにと思っています。
あ、ハンバーグの話に戻りますが、美味しく焼けましたよ〜♪
私も子供の遠足の時、焦がさないように気をつけて焼こうと思いますw