ここ最近?の私は、またしても身体の不調で気分が凹んで調子の悪い日々を過ごしていました。
病気はもちろんですが、身体のどこかが痛いとか痒いとかって嫌ですよね〜
気持ちもQOLも低下してしまいます。
ブログも家事も大してやる気が起きず…(言い訳w)
何が不調だったのかというと、普段はほとんど意識することのない身体の真ん中の部分でした。
臍が赤くなって汁が出て痒い
一番最初に症状に気付いたのは、おそらく8月中旬くらいの頃でした。
ある日、なんかおへそが痒いなぁと思って見てみると、臍が赤くなっていて滲出液のようなモノが出て、それが臍の周りに乾いて固まっていたのです。
なんじゃこりゃ〜と思いつつも、ちょうど暑い時期だったので蒸れてあせもでも起こしたのかなと思い、あまり深くは考えていませんでした。
とりあえずは家にあった市販薬の軟膏を、お風呂あがりに何度か塗って様子をみました。
それで一度は臍の状態も落ち着いたような感じがしていたのですが、やはり臍の皮膚の赤みが治ってはおらず、皮膚の部分がヒリっと痒いような状態が続いていました。
3ヶ月前に腹腔鏡手術をしていた
最初は大したことないと思っていた臍の赤みと痒み、これが放っておいても治らなかったことで、少し心配になってしまいました。
42年間生きてきて、おへそがこんな状態になったのは初めて。
これはもしや、腹腔鏡手術の影響なのでは?とだんだんと気になってしまったのです。
5月下旬に卵巣嚢腫の手術を腹腔鏡で行った際に、臍からカメラを入れる穴を開けており、その後、傷口を塞ぐための白いテープを1ヶ月ちょっと貼っていました。
テープを剥がしてからは傷口も臍の状態も何も問題なく過ごしていましたが、臍が赤くなってツユが出るなんて腹腔鏡手術と関係があるのではないかと思ってしまったのです。
臍炎(さいえん)は怖い!?
それから、ネットで似たような症状を検索していたのですが、どうやらおへそが炎症を起こすというのはあまり良い事ではありませんでした。
昔から、『おへそはいじっちゃいけない』『へそのゴマはとっちゃダメ』なんて言われている事には意味があって、臍の奥には脂肪や筋肉といったものはなく、すぐに腹膜に続く構造になっているのだそうです。
そこで、臍をいじることでばい菌が侵入したり腹膜炎などの恐い症状を招くこともあるそうなのです。
臍というのは胎児の時に母親のお腹の中の胎盤と臍帯で繋がり、酸素や栄養分を取り込み二酸化炭素や老廃物を排出していた部分で、出生後にへその緒が切られると役目を終える器官です。
ただ、まれに胎児の時に膀胱とへその緒を繋いでいた菅が出生後も閉じずに残っている場合があり(尿膜菅遺残という)、残っていた尿膜管に炎症を起こすと腹痛や臍から膿や汁が出るといった症状を発症することもあるのだそうです。
(以前、羽生結弦選手が尿膜菅遺残症で手術をされたそうです)
尿膜管遺残は成人の2%くらいの割合であるそうなのですが、尿膜管が残っていても虫垂と同様に無症状であれば気づかずに過ごす場合もあるそうです。