昨日は長女の小学校の参観懇談がありました。
2月のインフルエンザ猛威による学級閉鎖などで予定していた参観日がずれ、昨日になったわけなのですが、昨日は二女の幼稚園でも行事があり時間差で被ってしまう状況。
いつも予定は空いているのにめったにない用事の時に限って何でか被るんですよねー。
なんて言っていても仕方ないので、授業参観のみ参加してその後の懇談は欠席、学校の終わった長女を連れてすぐに幼稚園へ向かう事にしました。
わが家から小学校は近いので、普段は学校の用事で行く場合は歩いていきますが、昨日はそんな事情で幼稚園へすぐに向かいたかったので車で行く事に。
でも小学校の狭い来客者用の駐車場はいっぱいになっていたので、諦めて家に戻り車を置いて歩いて行きなおしました。
家から学校までは歩いても10分しない距離、走ればあっという間なので学校が終わったらダッシュで家に車を取りに戻ってそれから園へ向かえばいいと思っていたら…
家を出てすぐの歩道
その先を曲がった後の歩道…
もう、写真じゃうまく伝わらないのが残念なくらい、テッカテカのツルンツルンなんです(泣)
北国あるあるなのですが、少し気温が高くなったり雨が降ったりして雪の表面が解けても、完全に溶けてアスファルトが乾く前に朝晩は氷点下のため凍ってしまうので、リンクが出来上がってしまうんですよね〜
しかもデコボコに凍っているのですぐにズルリと足が滑り恐々と足を運んで行かねばならず、歩くのですら大変なのにダッシュで走るなんてムリムリ(ヾノ・ω・`)
そんな通学路を転ばないように必死に歩きながら思ったこと。
『長女は、毎日こんな道を歩いて学校へ通っているのか…』(長女だけじゃないですけどね、近所の子達もですが)
実は先日、習い事のある日に長女を叱ったばっかりだったんです。
習い事のある日は時間の関係上、学校が終わったらすぐに帰ってきてもらわないと間に合わない為、いつも習い事のある曜日の日は早く帰って来てねと言っていました。
その日はやや帰りが遅く、「もう!早く帰って来てって言ってるでしょ!今度から走って帰って来なさい‼︎」なんて言ったばかり。
でもその日によっては帰りの会がほんの少し遅くなってしまう事もあるでしょうし、道が悪ければ急ぎたくても無理な場合もある。
重たいランドセルを背負いながらこんなツルツル道を毎日通っている7歳の子供に「遅いから走って帰って来い!」だなんて、よくもまぁ言ったもんだなとつくづく自分を反省したのでした。
長女の通学路は、二女の送り迎えのために私も毎日車で通っている道ですが、歩道の状況までは目がいっていませんでした。
親として、定期的に子供の通学路を自分の足で歩いて確認する、というのはとても大事な事だなと思いました。
特に冬は雪山などもあり、小さな身長の子供の目線から見える景色は大人のそれとはかなり違い危険も多いです。
“自分が経験した事のない事はわからない”
“相手の立場に立って考える”
そう思いながら今まで生きてきたくせに、自分が子供に対してそれが出来ていないなんて情けない話ですね。
親はついつい、親だから、大人だからと上の立場からものを言ってしまったり、大人の尺度や経験値で“あたりまえ”だと判断したりしてしまいますが、それも気をつけようと思いました。
授業参観ではみんなの前で、『一年生になってできるようになったこと』を一生懸命に発表していた長女。
“出来ていないこと”に目くじらを立ててばかりいるのではなく、“出来るようになったこと”を褒めて喜んであげられる様な親になりたいものですね(*´ー`*)
冬のツルツル道を歩く時にふと思い出してしまいそうな、親としてふがいない自分のエピソードでした(´✽ω \ ;)