数日前、北海道でやや大きめの地震が発生しました。
その時の私は、睡魔に襲われストーブ前の床暖の上でゴロンとうたた寝しておりました(^^;;
夢を見てるような状態の中、突然の揺れ。
ハッと目覚めはしたものの、結構大きくて長い間揺れていたので船酔いの様に少し気持ち悪くなりました。
当エリアは震度4ということでやや揺れは大きかったものの、部屋の中でモノが落ちるなどの被害は何もなく大丈夫でした。
昨年の北海道胆振東部地震から半年近くが経ち、油断していた部分も大きいので、そういう点では気をつけなければなりませんねσ(^_^;)
さて、偶然にもその地震が起きる少し前に、こんな記事を書いていました。
その後、鑑定人の方がわが家へ調査に来ました。
結論から言うと、基礎と外壁のヒビ割れで一部損ということになり保険金がおりました。
その時の話を少し記録しておこうと思います(^-^)
今回、わが家の損保会社からの依頼で派遣されてきたのは、札幌に本社がある鑑定会社の方でした。
私が外で氷割りをしていた時に、約束の時間ピッタリにいらっしゃいました。
まずは外周りから調査するという事だったので、基礎と外壁のヒビ割れ箇所を説明して見てもらい、写真撮影の許可を求められたのでもちろんOKし、調査をしてもらいました。
その時に家の図面があれば見せてほしいと言われたので、私は慌ててそれを用意。
そうこうしているうちに外周りの調査が終わり、次に家の中も見せてほしいと言われました。
てっきり外周りだけだと思っていたのですが、念のため柱が曲がっていないかを見るということで、鞄から測定器の様なものを取り出されて和室やリビング、玄関の壁に当ててチェックされていました。柱はなんともなかったです〜
調査が終わり、その場で損害区分を計上してくれて、わが家は一部損ということで地震保険がおりることになりました。
地震保険の場合は、掛けている契約金額に対して◯%という形で保険金がおりるそうで、一部損の場合は5%になるということで、金額もその場で計算してくれて、◯◯円になります、と説明されました。
(例として、火災保険を2000万円で掛けている場合は地震保険はその半額の1000万円となるので、1000万円の5%となる50万円の保険金がおりる、ということです。)
保険金の振込先口座などを書類に記載し、地震保険の調査・手続きは無事に終了しました。
その時に、『保険金は早ければ今週中には振り込まれます』と言われ、そんなにスピーディなんですねぇ、と私が驚いたところ、『僕がこの後帰ってから、いかに早く報告書をまとめるか次第なんですけど〜』なんて冗談で言っていましたw
でも本当に入金されていたので、どうやら速やかに処理してくださったようです^ ^
今回、保険代理店のおじさんのおかげで申請することができたわけですが、昨年の地震発生から半年近くも経っていたので、そのへんの具合を鑑定人の方に聞いてみました。
保険の請求は2年前まで遡って行うことが出来るそうなので、その点では大丈夫だったようです。
(調べてみると保険法では3年以内となっていました。各保険会社の約款にもよるそうなのでわが家の場合は2年なのかも⁇)
ただ、2年も前の…という事になると時間が空きすぎていて鑑定の見方も変わる場合もあるので、やはり損害の申請は事件が発生したらなるべく早めに行った方がいいそうです。
また、地震保険は実際に被害にあった額(修理額)ではなく、損害の割合で区分された金額が支払われますが、家財保険も多少の割合は変わりますが同じ仕組みなのだそうです。
例えば、何十万円もする様なナンチャラ焼きの高級なお皿が割れても100均のお皿が割れても、損害部分が食器としてカウントされるだけで扱いは同じ。
同様に、割れた食器の数が100枚あろうがコップがたったの1個だろうが、損害部分に食器とカウントされるだけ。
その様にしてどのくらい損害のポイントがあるかを算出して保険金がおりるかどうかが決まり、家財保険の契約金額に対して区分割合で計算された額が保険金となるので、何十万円もする様なナンチャラ焼きの高級なお皿が割れたからといってその何十万円がそのまま保険金で出るわけではないのだそうです(^◇^;)そりゃそうだよね〜
そんな話を色々聞きながら、鑑定人のお仕事って大変なんだろうなーと思って聞いてみると、損害保険鑑定人というのはそんなに多くはいないそうで、大きな震災などが起こると全国からそのエリアへ派遣されて行くのだそうです。
様々な保険会社から鑑定の依頼があり、地震だけではなく火災や台風、水害などの調査もあり、場合によっては日本中を回らねばならないなんて、なかなかハードだなぁと思いました。
何はともあれ、地震保険を掛けていたおかげで多少の保険金がおりたのは幸いでした。
わが家としても壁のヒビ割れなどは早めに補修(塗装)せねばと考えており、そうなると今回の保険金では不足してしまうかとは思いますが、それでも無いよりは助かりましたσ(^_^;)
そして、まさかの地震保険の手続き後にまた地震が来るとは思いもしませんでした〜(^◇^;)
備えあれば憂いなし。
わかってはいるのですが、なかなか実行するのは難しいのでしたw
お読みいただきありがとうございました♡