お酒のおつまみなどに好まれる、むしり鱈。
細くちぎって、マヨネーズと一味を混ぜたものにつけて食べると美味しいんですよね~!
ウチは子供たちも大好きで、夫がおつまみに食べているとみんなでパクパク食べちゃいます。
そんなむしり鱈、少量でも結構お高い(珍味って基本的に高いですよね)ので、なかなか頻繁には買えませんw
さて、とある日、夫と一緒にスーパーへいったところ、干棒たらが値下げ品で売られていました。
それを見た夫から、『この棒たらを干してアレを作れば大量に安くできる。買おう♪』と言われました。
アレとは。
干されてカチカチになった棒たらのことです。
真冬の寒い間、軒下や物干し竿などに棒たらを吊るしてカチカチに干している光景、北国や寒いエリアにお住まいの方ならよくご存知かと思います。
ウチの実家でも、冬の間は父がよく棒たらを物干し竿に吊るして干していました。
真冬の氷点下の中で数ヶ月間干された棒たらはカチンコチンに固くなるのですが、それをトンカチで叩き割って身をむしって食べるのが美味しいんですよね〜
夫にそれを作ってくれと頼まれて、3パックお買い上げすることになりました。
売られていた干棒たらは内臓が処理されて軽く干されていましたが、まだまだ生に近い状態です。
塩水に1時間ほど浸してから干すことにしました。
干すときは尻尾に穴を開けて紐を通すのですが、売られていた棒たらは尻尾がカットされてしまっていたので、付け根のところに穴を開けて紐を通しました。
(ギリギリのところに穴を開けたら切れて落ちてしまったので、この後、もっと身の方に穴を開け直しました)
それを、物干し竿の支柱にぶら下げて干しています。
スーパーから買ってきた時はまだ少し気温が高めで、本来だったら12月〜2月くらいの日中の気温がマイナスになるくらいの時期に干した方がいいのですが、それでも外は結構寒いので干しています。
まだ気温がプラスなので雨が降りそうな時は外物置の中に移すなどして、天候を見ながらやりくりして干していきたいと思っています。
もし上手くできれば、来年の3月くらいにはカチコチに干されて(固くなって)出来上がるとは思うのですが、果たしてどうなることか〜
無事に美味しいむき鱈になるとイイのですがσ(^_^;)
父は料理はなんでも得意な人だったので(魚をさばいたり干したり、漬け物なども上手でした)、生きている時にもっと色々教わっておけばよかったなと思うのですが、それでも私の中に残っているかすかな記憶を頼りに真似してやってみました。
数ヶ月後、無事に出来たらまたご紹介しますね^ ^
とりあえず、腐らせないように頑張りたいと思いますw