捨てなきゃいけないのは、モノだけじゃなかった
最近、大きな声で鳴きながら白鳥の群れが優雅に空を飛んで行きます。
寒くなってきたので南へ渡っていくのですね…
そんな昨日は、長女の七五三のお参りに行きました。
(わが家では数え年ではなく満年齢で行なっています)
写真は、スタジオ◯◯系の大手写真館で赤ちゃんの頃から撮っているので既にそこで撮影してあり、昨日はそのスタジオから着物レンタル&着付けをしてもらい神社へ参拝に行きました。
神社でのお参りは無事に終わりましたが、家に帰った後、せっかく家族で正装したので記念写真を撮ろうと思ったのが暗雲のはじまり…
着付けの帯が苦しかったのか、長女は神社の帰りの車の中から『お腹が痛い、暑い、苦しい』とグダグダしていました。
家に着き、三脚を立ててカメラをセットし、4人並んでタイマー撮影をしようとする最中でも長女は不機嫌でダラダラしてちゃんとやってくれない…
休日にスーツなんか着たくなかった夫にとっては尚更その状況がイライラしていたのでしょう。
『もういい。やめよう。俺だって我慢してやってるんだから』と一言。
私としては、せっかく着付けてもらった華やかな着物姿の長女と家族で、記念の写真を一枚取りたい、というただそれだけの思いでした。
でも完全に不機嫌な夫とやる気のない長女、飽き始めている二女を前に、もうそんな雰囲気ではなく、ただただガッカリしながら諦めて長女の着付けをほどきました。
なんていうんでしょうかね。
ただ写真を撮るだけの、そんな少しの我慢も出来ない長女にイライラし、どうでもいい、やりたくないという態度の夫に腹が立ち、協力してくれない家族に失望したんです。
でもそこで、ふっと思いました。
私は綺麗な着物姿の写真を撮影したかった。
でも、夫と長女にしてみればそんな事はやりたくなかった。
私が、家族の為と思って写真撮影をしようとしたその行為は、結局はただ単に“記念写真を撮りたい”という己の我を疲れている家族に押し付けていただけだったんじゃないか、と。
(子供の写真は神社でも撮ってありました)
そう思うと、あぁ、まだまだ自分は心の中にも捨てきれないモノがたくさんあるなぁと感じて反省し、長女や夫に腹が立っていた気持ちも家族写真を撮れなかった残念さもスーッと手離す事が出来ました。
育児においても、ついつい長女の事を、全く言うこと聞かないしなんて勝手で我儘なの!と思いイライラする場面がよくあります。
躾ってなんだろう、どこまで口うるさく言わなきゃダメなんだろう、と日々悩んでいますが、子供にとっては私も、子供を自分の言う通りにさせようとする“我”の強い親なのかもしれません。
だから長女とはお互い合わずにぶつかり合う…⁇(^◇^;)
たとえ家族でも、家族だからこそ、自分の思い通りにしたいという執着も捨てさらなければダメですね…
断捨離しなければならないモノは、まだまだ心の中にもあったようですσ(^_^;)
育児の悩みもてんこ盛り!←これは捨てれないかー(笑)
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