義母が亡くなってから四十九日を迎えるまでは、和室に祭壇があり遺影写真や骨壷が置かれていました。
最初に葬儀屋さんが十分な量の線香やろうそくを用意していってくれたので、毎日のお参りの時などに困ることはなかったのですが、その葬儀屋さんが用意してくれた線香が臭いと、その頃夫が言い始めたのです。
元々、夫は線香の煙が苦手で咳が出てしまうタイプだったのですが、特にその線香の煙と匂いがダメだったようです。
わが家には仏壇があるので線香の在庫もあったのですが、その匂いは大丈夫だということで、途中からは葬儀屋さんの置いていってくれた線香ではなく家に元からあった線香を使うようになりました。
調べてみると、線香の材質や種類によっては煙や匂いが強いものもあり、その煙が和室や仏壇を汚したりくすませたりする原因にもなるそうです。
という事で、葬儀屋さんのくれた線香はもう使わないでくれ、捨てていい、と夫に言われました。
でも、まだまだ使える(そして大量にある)線香をそのまま捨てるのはもったいない…
ただ、家で炊くと煙がキツいし和室の壁が汚れる原因にもなるかもしれないし、何より夫が嫌がっているので使えない。
仕方ないので、線香に少し手を加えて別の場所で使うことにしました。
別の場所というのは、お墓です。
お墓参りに行った時なら、外だし風で煙も流されるのでそこまで匂いも気にならず煙たくもないでしょう。
わが家はお墓参りに行く時は、こういう最初から束になったお線香を持っていっています。
不要になった線香を利用して、この束の線香を作ることにしました。
作り方は簡単で、まずは束の線香の重さを計り、バラの線香を同じ重量ずつにまとめて、付箋でまくだけ。
言い出しっぺ(←いらないと言った)夫が積極的に作ってくれました。
そして、こんな風に束になった線香がたくさん出来あがりました。
(計量して作っているので全て均一の束になっています)
これで煙と匂いのキツい線香を無駄にせずにすんだし、当分の間はお墓参り用の束の線香を買わなくてもいいので一石二鳥です。
気に入らなかった線香も、ちょっとした工夫で使い道が出来て捨てずにすんで良かったのでした〜
お読みいただきありがとうございました♡
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