今年の4月ごろから、まぁとにかく不運続きのわが家。
しかも、その不運は現在進行形で起きていて、ネタが尽きないったらありゃしないのですが、とりあえずは先月起こった不運(解決済)の話をしたいと思います。
それは、とある晩のこと。
お風呂上がりの長女が、『頭痒い、かゆい〜〜!!』『なんとかしてーー』と訴えてきました。
「もう、今お風呂入ったばっかりなのに、ちゃんと頭洗えてないんじゃないの〜」と返した私。
長女が、最近頭が凄く痒くて授業中も痒くて掻きむしっちゃうくらいだ、と言うので、何か湿疹でも出来ているのかと思って夫に長女の頭を見てもらいました。
長女の頭を見ながら、『何も出来てないよー』と言っていた夫ですが、突然『ウワッ』と叫びました。
頭皮に小さな虫がいて動いていると!
夫がピンセットを持ってきて取りはじめたのですが、まぁ、いるわいるわ…
ティッシュに取り、動けないようにセロテープで貼り付けたのですが、結構気持ち悪かったです。
一応、写真も撮りましたので載せますけど、虫が苦手な方は飛ばしてください。
〈閲覧注意〉
拡大するとこんな感じ。
だいたい体長2〜4mmくらいの虫でした。
そして髪の毛には、無数の卵が付いていました。
この時点で、これはウワサによく聞くアタマジラミだ!とわかった私、慌ててネットで対処法を検索しました。
アタマジラミ駆除用のシャンプーが市販されているのでそれを使えばいいということがわかりました。
アタマジラミは家族間で感染しやすいので、もしやと思い二女の頭も夫に見てもらったところ、やはり無数の卵が…(泣)
そういえば二女もその頃、『頭の後頭部が蚊に刺されて痒い』とよく言っていたのです。
こんな時期に蚊がいる!?なんてろくに見てあげもせずに軽く流していたのですが、ちゃんと変調を訴えてはいたのですよね(汗)
アタマジラミは頭髪に寄生し、頭皮から吸血してかゆみや湿疹などを起こすそうです。
そして、頭髪に固着した卵を点々と産み付けるのだそう。
だから、頭がすごく痒かったんですね…
あんな虫がたくさん頭皮にいたなんて(;´Д`)
そんな訳で、急遽夫と一緒にドラッグストアへアタマジラミ駆除用のシャンプーを買いに行きました。
そして、こちらを買ってきました。
スミスリン シャンプー プレミアム
中身はこんな感じで、容器のキャップはメモリが付いていて計量して使える様になっており、目の細かいコームも入っていました。
子供達は既に入浴ずみでしたが、もう一度お風呂に入って夫にシャンプーをしてもらい、それからスミスリンのシャンプーをしてもらいました。
規定量を使用し、タイマーで規定の時間を計ってから洗い流します。(泡立ちは凄くよかったようです)
その後、長女がクシで髪を梳かすと、アタマジラミの死骸がクシにたくさん付いていました…
アタマジラミは、ブラシの共有や寝具などからうつるそうなので、家中のブラシやクシを洗って熱湯消毒しました。
クシにはマステで名前を貼り、長女・二女それぞれ自分のクシを使うようにしてもらい、タングルティーザ(ブラシ)は駆除が終わるまで使用禁止にしました。
そして、子供達が使用したバスタオル、寝具、洋服などを熱処理しました。
本来なら洗濯前に60度以上のお湯に5分間以上浸けたりアイロンをかけたりして熱処理するらしいのですが、それだと大変なので、わが家ではコインランドリーの乾燥機にかけることにしました。
この作業をアタマジラミの駆除が終わるまで毎日しなければなりません。
というわけで、ここから地獄の10日間がスタートしたのです。(←大袈裟w)
アタマジラミの駆除が終わるまでの間、毎晩子供がその日来た洋服や使ったタオル、そして敷パッドやタオルケットなどの寝具を洗濯して、洗った物をコインランドリーへ持っていき乾燥機にかける作業をしました。
これを夜(入浴後)にやらねばならないので結構疲れました。
▼ それで、洗い替え用に敷パッドを増やしたのですw
コインランドリーの乾燥機代だけで10日間で1万円以上かかりました(泣)
スミスリンシャンプーも結構いい値段したので、余計な出費は嵩むし余計な労力は使うし、ヘトヘトな10日間でした。
なんで駆除に10日もかかるんだろって思いますよね。
それは、卵が孵化するからです。
スミスリンシャンプーは、成虫や幼虫は殺せるのですが、カラに覆われた卵は生き残るらしいのです。
卵は産み付けられてから約7日で孵化するので、スミスリンシャンプーを2日おきに4回使用(約10日間)することで、全てのたまごが孵化し、孵化した幼虫が成虫になって卵を産む前に殺してしまうので、駆除が出来るという仕組みのようです。
(スミスリンシャンプープレミアムの説明文書より)
この10日間は、まずは私が先に風呂に入り、次に夫が風呂に入り、そして子供達を1人ずつ呼んで夫が子供の頭を念入りにシャンプー(2日おきにスミスリンシャンプーもする)をし、最後に子供達が風呂を出る、という流れで入浴しました。
私と夫はアタマジラミがうつっていなかったので、まずは先に私と夫が綺麗なお風呂に入り、最後に子供達、という流れにして感染を防いだ訳です。
子供とは髪と髪が触れ合わないように距離をとり、近寄らないようにもしました。
シラミや卵が落ちている可能性もあるので、子供部屋も家の中も毎日念入りに掃除機をかけ、子供の布団も掃除機をかけて布団乾燥機もかけて、感染しないように注意しました。
ちなみに、人から離れたシラミは血が吸えないので2〜3日で死んでしまうそうです。
卵が付いた抜け毛が付着している可能性のあるもの(ぬいぐるみ等)はポリ袋に入れて口を縛り2週間放置することで、卵から孵化した幼虫は血を吸えないので死んでしまうそうです。
最後に、忘れてはならない体育帽子!
その頃、運動会の練習などで毎日体育帽子をかぶっていたようなので、帽子なんて一番ヤバいじゃーんと焦った私は体育帽子も新しいモノを購入しました。
子供には毎日持って帰るように言い、洗って乾燥機にかけたものを翌朝持たせてそれをまたその日に洗って乾燥機をかけて…と繰り返すことで、帽子による感染を防ぎました。
そうそう、わが家には猫がいますが、タモンにうつったらヤバいんじゃない!?なんて思われた方いますか〜?
アタマジラミは、人間の頭皮に寄生するので他の動物にはうつらないそうです。(これだけはホント良かった‼︎)
そんな感じでアタマジラミ・パニックな10日間を過ごしたわが家。
もう二度とアタマジラミにはあいたくありません。
それに、アタマジラミの卵って髪の毛に固着しているのでシャンプーではなかなか落ちないんですよ。
(たとえ卵が死んでいても)
アタマジラミの卵(約0.5mm前後)はフケに似ていますが、プリッとしているので慣れるとすぐにわかります。
だから、夫と一緒に子供の髪の毛から卵を1つずつピーッとつまみ取る作業を毎日やりました。
そして、夫婦でお互いの髪の毛チェックを行い、自分達に感染していないかも確認しました(笑)
もう、ちょっとでも頭が痒いと、アタマジラミいる!?と疑心暗鬼になるので…
まったく長女よ、どこでうつってきたのか…
よく、保育園などのお昼寝の寝具や子供同士が密に触れ合う環境などで流行るらしいのですが、小学生にもなってなるとは思いませんでした。
他にも、温泉などの脱衣所(脱衣カゴ)などからうつることもあるらしいのですが、わが家は日帰り温泉などにたまに行くのでその可能性はあるのかなと思いました。
それ以来、温泉などの脱衣カゴを使用する時は直接カゴに服やタオルは入れず、必ず袋に入れた状態で使うようにしています。
もちろん、ブラシやクシを他人と共有(貸し借り含む)することもありません。
帽子を使い合うなんてもっての外ですねw
…という訳で、わが家の不運バナシ(アタマジラミ編)でしたσ(^_^;)
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