わが家の子供たちは習い事をいくつかやっていますが、この秋、長女のピアノのコンクールに向けての取り組みで親の私も色々と大変でした。
叱咤激励しながら毎日練習させ、コンクール前は追加レッスンに通い、週末はグランドピアノのレッスン室をレンタルして練習し、時間・体力・金銭的にも親子二人三脚で頑張ってきました。
それでも人並み以下の練習量かとは思いますが(汗)、まぁそんな状態が毎日続き、コンクール本番を迎え、終えたわけです。
コンクールの結果としては、かろうじて末賞を頂くことは出来ましたが、心残りな結果に終わりました。
(地区大会での話なので賞としてはおまけ…w)
結果は結果なので仕方ないとは思っていますが、ただ残念だったのは、本番の演奏が練習の時の演奏とまるで違っていたこと。
曲の解釈の仕方は色々かとは思いますが、今回選んだ課題曲は、落ち着いたリズム感でハキハキと弾こうと先生からは言われ、音のアクセントや弾き方を練習し仕上げていました。
でも、本番の演奏は音に勢いがなく、テンポも停滞して感じました。
長女は緊張にのまれ、活き活きとした音を表現して弾けなかったようでした。
私としてはそれが非常に残念で、練習通りのキレのある弾き方で演奏するピアノが聴きたかったなぁと思いました。(結果はどうあれ)
今まで長女は本番に強くてわりと緊張せずに弾けていた子だったので、私もあまり気にしていなかったのが悪かったのだと思います。
もっと、本番前にリラックスできるように声かけしてあげればよかったなと自分の不甲斐なさに凹みました。
前に、長女の同級生のママ友(ママ友のお子さんはコンクールで常に優秀な結果を残しています)から、『本番で緊張して失敗するのはそこまでの実力』と言うようなことを言われた事があります。(審査員の先生から言われたそうです)
そうなんだろうなと思います。
たとえそれが試験や試合、何であっても、本番に出せなければそこまでだった、ということですし。
ふと、以前テレビでスポーツ選手の誰かが好きな言葉として言っていた言葉を思い出しました。
練習は本番のように、本番は練習のように
私ははじめ、この言葉を聞いた時に、
『練習は本番のように真剣にやるっていうのはわかるけど、本番は練習のようにやっちゃダメじゃん〜!
本番は本番の様に必死にやるんじゃないのー⁇』
…なんて思っていましたσ(^_^;)
↑浅い…浅いよ、自分w
でも、今回の一件で思いました。
練習は本番のようにしっかりと行い、本番では緊張感にのまれずに練習で培った力を全て出し切るつもりで普段の練習のように落ち着いて出来るのがいいんだな、と。
全ては終わったことなので仕方ありませんが、そんな風に気づかせてもらえたことはよい経験になったなと思っています。
終わった直後は『もうピアノはやめる』と言っていた長女ですが、今月また発表会があるので今は気持ちも切り替わったようです。(審査のない発表会だしねw)
一つの経験が大きな成長をもたらしてくれるとは思うので、悔しさをバネにそこから何かを得て、楽しめるようにもなっていってほしいなと思います。
親も色々と思う事があり大変〜〜σ(^_^;)