義母の老人ホームへの引っ越しまで1ヶ月を切り、荷造りも進む中で少し問題が発生しました。
それは、持っていく荷物が多すぎる件(^_^;)
義母は、衣類や身の回りの品、日用品や布団の他に、ソファーとテーブル、テレビ(テレビ台)、そして新たに購入したミニ冷蔵庫を持っていく予定でした。
ところが桐のタンスも持っていくと言いだし、梱包された衣類関係のダンボールの多さに私と夫で困惑していたのです。
義母の入居する老人ホームには押入れとクローゼットが付いている為、衣類や収納ケースなどはそちらに入れる事が出来ます。
(正直、ミニマリストじゃなくても1人なら十分な収納かなと思います)
部屋自体には備え付きのベッドやストーブもある為、あまりに過剰に家具を持ち込むと部屋が狭くて窮屈になりますし、施設側からも、限られた居住スペースを快適に過ごす為に持ち込む荷物は日常的に必要な身の回り品にしてくださいと伝えられていました。
(おそらく大きな家具などを置くことによるつまづきや転倒による事故を防ぐ目的もあるかと思います)
その事を伝えても義母は、『私一人通れる幅さえ空いていればいい』と言っていました(^^;;
でもそんな窮屈な部屋では圧迫感もあって暮らしにくいのではないかと思い、私は何とか義母が快適に過ごせる様に…との思いから荷物を減らせないかなと考えていました。
でも今思えばそれが余計な事だったのかもしれません。
同様に持っていく荷物の多さにイライラしていた夫が、ある晩、『妹に母親を説得してもらおう』と電話をかけた事が後々の兄妹の厄介なトラブルへと発展してしまったのです…(>人<;)
(↑だから私は電話するなって言ったのに…)
義妹の子供達はもう高校生以上と大きく、義妹の仕事も忙しい様で義母宅にもしばらく来ておらず私達もあまり会っていません。
そんな状況での話だったので、余計に兄妹間の疎通も悪かったのかもしれませんが、義妹との電話、及びメールのやり取りに夫はかなり腹を立ててしまいました。
夫が義妹に言われた言葉を要約すると、
- 荷物を減らす説得は無理。
- 80年生きた人に対して荷物を減らせは酷なのではないか。
- 必要だと思うから母も色々と持っていこうとしているのだろう。
- 持っていくなと会うたびに言われたら母も辛くなるでしょう。
- 皆んなが貴方の様にモノの処分が出来ると思わないで。
- だったら兄が荷物を預かってあげて、季節の変わり目などに持っていってあげたら衣類を少しは減らせるのではないか。
夫としては、荷物で部屋が圧迫される事で窮屈な暮らしになるし安全上も良くない、という義母への気遣いから、古くて重たい桐のタンス、そしてそこに収納予定のモノを減らしてほしかっただけだったのです。
義妹には私達の思いは通じず、更には“わが家で荷物を預かればいい”などと言われ、『なぜ、他人が断捨離出来ない荷物をわが家が保管せねばならないのか!』と夫はカチンときた様です。
人に預けるほどの衣類って…本当にそんなに着るのだろうかσ(^_^;)
義母も義妹もとりあえずモノは捨てずに何でも取っておくタイプ。
義妹の言う『80年生きた人に対して荷物を減らせは酷なのではないか』と言う言葉は確かにわからなくはありません。
でもそれに対し夫が言った『80年生きてきたからこそ断★離が必要なんじゃないか』との言葉もまた正しいかと思います。
ある意味生きた年数だけ溜め込んできたのは本人なのですから…
夫は『自分達が断★離や管理が出来ないのは仕方ないが、それを理由に人の家にモノを預かれと言うのはおかしい。だから最後にそれだけは妹に言いたい』と言っていました。
でも私としては、そんな事を兄妹で言い合っても無意味な事は重々承知しています。
価値観は人それぞれですし、自分もよくそれで実家の妹とはぶつかり合いますから…(笑)
これ以上話をややこしくしたくないからもういいから!と夫には諭しました。←こんな意見の食い違いから無駄なケンカをしてほしくはないですしσ(^_^;)
結局は兄妹も姉妹も“似た者同士”でお互いに譲り合えないところでぶつかるのかもしれませんねw
諦めた夫が最後に呟いた一言。
これからはもう、
“付かず離れて”だな
なんじゃ、そりゃ〜〜σ(^_^;)
離れっぱなし⁇(苦笑)
なんだか色々な事がありますが、とにかく心穏やかに暮らしたいなぁと願うのでした…
お読みいただきありがとうございました♡